1947-12-07 第1回国会 衆議院 農林委員会 第60号
これは二つにわけることができまして、一つは勝尾寺川の沿岸の工事、一つは山田村、新田村等の丘陵地のための問題、この二つでありますが、勝尾寺及びこの丘陵地の奥に四つの池をつくり、そうして二十萬立方坪の貯水をなし、そうして一朝豪雨の際においても洪水を防禦するとともに、一面勝尾寺川の貯水池においては、發電の設備をしたいというのでありまして、その工費約三千萬圓を要するのでありますが、本年の大旱害に鑑みまして、
これは二つにわけることができまして、一つは勝尾寺川の沿岸の工事、一つは山田村、新田村等の丘陵地のための問題、この二つでありますが、勝尾寺及びこの丘陵地の奥に四つの池をつくり、そうして二十萬立方坪の貯水をなし、そうして一朝豪雨の際においても洪水を防禦するとともに、一面勝尾寺川の貯水池においては、發電の設備をしたいというのでありまして、その工費約三千萬圓を要するのでありますが、本年の大旱害に鑑みまして、
しかるに最近とみに地滑り現象が活發化してまいりまして、地滑り地域は約五十町歩に擴大をして、その土量も百萬立方坪と推定されておりまして、下流の瀧澤川の砂防堰堤を乗り越えて、まさに共和村岡田部落三百戸を埋没せんとする形勢を示すに至りました。